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【漫画】デビルマンGに登場する悪魔&人物一覧・4巻  

デビルマンG(4) (チャンピオンREDコミックス)デビルマンG(4) (チャンピオンREDコミックス)
(2013/10/18)
永井 豪

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登場デーモン(出た順)  

◆=漫画出典◇=アニメ出典◎=漫画・アニメ出典■=魔王ダンテ出典□=デビルマンレディー出典 ▲=その他出典

※名前(外見/元ネタでの登場) Gで名前が出ていれば〇、出ていなければ× 
×のものはこちらで「永井豪ワールド 悪魔事典」で調べ名前を記入

永井豪ワールド 悪魔事典 (エンターテイメントバイブルシリーズ)永井豪ワールド 悪魔事典 (エンターテイメントバイブルシリーズ)
(1991/02)
不明

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悪魔事典s

第13話 奇跡のビッグ・ファイト
◆アイジャム(体表に管がある醜いせむしの生物/「悪魔の像」が見せたイメージのモブ、悪魔特捜隊本部襲撃で戦死したデビルマン)×
◆ヌルダ(両腕がまだら模様のコブラとなっている蛇女/悪魔特捜隊本部襲撃で戦死したデビルマン)×

◇ラフレール(金髪に毒々しい斑模様がついた花の精のような女デーモン/アニメ11話「真紅の妖花 ラフレール)×
◆オヌート(角のある芋虫のような姿/サイコジェニーの精神攻撃で倒れた明を囲んだ一匹、ザンの制止に遭う)×
◆?(獣っぽい)
◆カブーン(鼻の部分に眼がある恐竜型/「悪魔の像」が見せたイメージのモブ、デーモン間の争いでマサックに切り裂かれる)×
◆イジュク(ドロドロとしたナメクジ/「悪魔の像」が見せたイメージのモブ、合体能力解説シーンの1コマで登場)×
◆ヴィシュバリック(筋の走った巨大な頭部がぱっくり割れた人型/デーモン総攻撃シーンで1コマで登場)×

◎ザンニン(魔獣ゼノン)(胸に目がある正体不明の獣型/アニメの魔将軍ザンニン、14話「氷の国への挑戦」
       +魔王ダンテでダンテと戦った魔獣ゼノン)〇(※今作では英語にした「ハーシュ」の名)

◆トゥルグ(乳房と臍と股間から溶解液を噴出する少女、股間に目/漫画デビルマンで明に救出された)〇

14話「TWINS REVOLUTION」
◇クルール(レイコック+チックル)(頭部に角があり装飾品をまとった女性の足の部分に一本角の竜/アニメデビルマン35話「妖元帥レイコック 凍れる学園」)〇(※今作では英語にした「レイコック」の名)
◇ココ(アルロン+チーコ)(長髪の女性でドレスを司る/アニメデビルマン34話「妖獣アルロン 恐怖のマキシ」、レイコックのドレス)×(※今作ではアルロンでなく人間態のチーコに因む名前)
◇ケネトス(猿頭に猛禽類の四足に翼の獣/アニメ29話「妖獣ケネトス 謎のネックレス」、レイコックのネックレス)×
◇ファイゼル(ボロ布のような姿/アニメ30話「妖獣ファイゼル 影に狂う」、レイコックの千切った袖)×

◆ゼノン(山羊の角に蝙蝠の翼状の腕、頭部に3つ・胸に1つと4つの顔、馬の足/漫画デビルマンの悪魔王、サタンに次ぐ存在で人類に宣戦布告した)〇

15話「Romantic Summer」
▲アーガマ(4巻では姿未公開/「獣神ライガー」の善神アーガマ)〇
△ヴィルフェ(四ツ目に肩・股間に犬の頭部、羊の角/名前は「闘神デビルマン」の「狡魔ヴィルフェ」、姿は?)〇
△バリィ(翼がある金属質のヒーロー的な姿/「デビルマン戦団」のバリー+姿はデビルマン初期案)〇
◆デスプロー(頭部と胸部に甲殻類の足が生えた甲殻類人間/漫画のデビルマンの一人、デビルマン会議で登場)〇
◆フラウバー(頭にまだら模様の羽がついたトンボ女/漫画のデビルマンの一人、悪魔特捜隊本部襲撃で戦死)〇


◇ヒムラー(肩に角が生え腰から翼の生えた猫顔コウモリ/アニメの氷村巌の正体、14話「氷の国への挑戦」)×
◇ロクフェル(首の付け根に顔のある長髪ろくろ首男/アニメの「ロクフェルの首」)×

◆アイザー(まつ毛が長い白黒ツートーンの悪魔/「悪魔の像」が見せたイメージのモブ、デーモンの世界解説シーンの1コマ登場)×
◆エリドコーク(顎にも目がある蛇舌ワニ型/「悪魔の像」が見せたイメージ、デーモン同士の争いで蛾女を食い殺す)×
◆カイム(二本の巨大な角があるサイ型悪魔/シレーヌ編で自分の命を捧げ合体)×
◆オライファング(猿の体に斑のある芋虫の顔/デーモンの総攻撃で解説される、飛鳥了を迎えにいった一体)×
◆ロガメッド(額にもう一つ口と目がある黒髪男/サバトで合体した一体、明に殺され生首で登場)×
◆オンカザー(山羊角に長い手足/「悪魔の像」が見せたイメージのモブ、デーモンの世界解説シーンの1コマ登場)×
◆ネルイス(鳥のような顔/新デビルマンのジャンヌ・ダルクの悪魔裁判でジャンヌにつかみかかった一体)×
◆蝙蝠の翼(蝙蝠の翼の竜/ヘクトスっぽい?)×
◆ベデス(両目に人の顔がついた巨大な竜/太古の地球のカラーページで天使を食い殺す)〇


16話「Shadowy Dream」
■アングイラ(黒い体毛に無数の目のある頭/魔王ダンテラストのページでダンテと共に戦おうとする悪魔の一体)×
◆ガイアー(目じりに二本の蔓が生え頭頂部に巨大な口がある男/サバトで合体したデーモンの一体)〇

17話「IDENTITY CRISIS」
◆ウェルバス(二股に裂けた腕と触手となった左目、割れ乳の女/サバトで合体したデーモン第一号)〇
◆ナーザ(割れ乳の黒髪少女/「悪魔の像」が見せたイメージのモブ、デーモンの世界解説シーンの1コマで登場)〇


++++++++++++++++++++++++++++++++

登場キャラクター(出た順)  

14話「TWINS REVOLUTION」
▲クルール・クラインバルト(オレンジのツインテールに短パンの少女/「魔女っ子チックル」の主人公・小森チックル)
▲ココ・クラインバルト(茶髪ミドルボブにヘアバン・黄緑の服の少女/「魔女っ子チックル」のラッキーペア・小森チーコ)

■空宜リョウ(太い眉の男性/「魔王ダンテ」の主人公・宇津木涼)
△神崎サヱコ(赤毛ロングの女性/「獣神ライガー」のTVレポーター・八神冴子)

15話「Romantic Summer」
△守城ケイ(二色カラーの髪にヨーヨーの男/「闘神デビルマン」の主人公神代慶)
△橘リュウ(太い眉のボクサー「デビルマン戦団」の立花竜)

▲磔真ユリ(ポニーテールの女性「バイオレンスジャック」関東スラム街編の逞馬竜の姉・逞馬ユリ)
▲刃黒レイ(くせ毛の知的な男性/「天空之狗」の飛鳥了系キャラクター羽黒麗)


16話「Shadowy Dream」
▲ユリの弟(ユリの弟/「バイオレンスジャック」関東スラム街編の逞馬竜)
?ガイアーの男(着物、公儀介錯人/?)
◆ボンズ・オブ・ヒンズー(6人の禿頭の男性/ヒンズー教徒デビルマン、テレパシーで世界中からデビルマンを集めた

++++++++++++++++++++++++++++++++

バイオレンスジャック、獣神ライガー、魔女っ子チックル、更にはデビルマンリメイクの闘神デビルマンやデビルマン戦団とバラエティに富んだオールスターズっぷり。
アニメの妖将軍ムザンであるアトロシアスを倒した後の残る強敵は妖元帥レイコック、というわけで悪魔元老院三巨頭の最後の一人・冷元帥クルールが登場。レイコックとアルロンは人間態として、永井豪系の魔女っ子モノアニメ「魔女っ子チックル」からかー。作者のブログで初めて耳にしました。
3巻では先駆けて大柴壮介が出たり必殺技で主人公&ヒロインの名前を使ったりしていた「魔王ダンテ」、この巻から超重要人物として「宇津木涼」改め「空宜リョウ」として出てきました。そして彼のデーモンは―――ゼノン!!

デビルマンレディーでの魔王ダンテ≒ゼノン設定が最大の要として、悪魔王ゼノン(漫画デビルマン)=魔王ダンテとゼノンは同一の存在(デビルマンレディー)=神に寝返った裏切り者、悪魔を葬れるような特殊能力を神から賜った魔獣ゼノン(魔王ダンテ)=森羅万象あらゆるものを言霊の力で自由にできるアニメのラスボス妖獣ゴッド(アニメデビルマン)…と込み入った設定に。

引き続き4巻の記事作成です。

【漫画】デビルマンG完結前夜 

本当は今日までに4巻までの記事を作りたかったんですが間に合わなんだ。


RED気になりすぎて禿げそうです。

【追記】
読みました、「最終回サブタイはきっとあそこから持ってくるだろう」という予想は当たりました。おおう、オリジナル部分の設定もしっかり拾って生かし、なおかつ「デビルマン」で描かれてきたものもきっちり踏まえたメッセージ性のあるシメに。
最後まで盛り上がらせてくれます。
巻末の作者コメントを読んでやっぱり好きな作風だなぁと思いました。
連載お疲れ様です、完結おめでとうございます。

【漫画】デビルマンG感想・3巻―刺客烈闘編― 

デビルマンG 3 (チャンピオンREDコミックス)デビルマンG 3 (チャンピオンREDコミックス)
(2013/06/20)
永井 豪

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3巻感想です。

まず、表紙。

「Gには飛鳥了=サタンが登場しません」と言ってたのにサタン出ちゃうのかよwwwwwwwwwww

6月上旬に新刊一覧を載せるサイトから密林さんに飛んで表示された表紙を見て噴出することになりました。
漫画と比べるとちょい小物くさ…もといワルそうな顔。
既に飛鳥了の代役としてそっくりさんのヒムラーが出ているのにサタンが出てしまうとは思わなんだ。ついでに読み進めるとサタンが出る前に更にそっくりさんの艫舵ヒカルなる人物も出てきてしまいました。
彼らはそれぞれ飛鳥了/サタンの人格から、割と一般人でアウトローっぽい人格・親友にしてホモ・大魔神と外道の性格をバラバラに分割して分けたような印象でした。
ひょっとしてヒムラー・艫舵ヒカル・サタンが合体して原典の飛鳥了/サタンになってしまったらどうしよう、アキラとミキの物語としてのGの根本に関わる危機だよ、とかそんなことを心配してしまいました。
しかしさすがに、明と了の物語の再生産としないためにも連載開始時に「飛鳥了/サタンは登場しません」と言った高遠先生がそのままにしてしまうわけもなく。
サタンの登場に匹敵するほどの驚きの展開も待ち構えていたのでした。
タイトルの「デビルマンG」に反して、アキラは正体を隠すデーモンアモンであり、ツバサはデビルマンにはなれずデーモン・シレーヌに体を乗っ取られている。
そんな中、モノホンの人類を守る戦士・デビルマンがついに誕生してしまうのです。
アニメや漫画などの元ネタからの因縁の対決、だけど状況や結果が違う、時には真逆だったりする。そういう組み合わせが多い巻でした。
悪魔族元老院からアモンを抹殺するべく送られてくる強敵デーモンとのバトルは更に白熱!
とにかくミキに対して強まるアモンの愛情、そしてミキの「進化」に伴い一緒に戦う二人の関係が変わっていくのが注目のポイントですね。

以下続きにて本編の感想。

続きを読む

【漫画】デビルマンGに登場する悪魔&人物一覧・3巻 

3巻「刺客烈闘篇」に登場するデーモンの元ネタでの特定が完了したので一覧をアップします。
これに伴い、3巻目のパロディ&オマージュ元ネタ比較検証記事も近日作成する予定です。

登場デーモン(出た順)  

◆=漫画出典◇=アニメ出典◎=漫画・アニメ出典■=魔王ダンテ出典□=デビルマンレディー出典 ▲=その他出典

※名前(外見/元ネタでの登場) Gで名前が出ていれば〇、出ていなければ× 
×のものはこちらで「永井豪ワールド 悪魔事典」で調べ名前を記入

永井豪ワールド 悪魔事典 (エンターテイメントバイブルシリーズ)永井豪ワールド 悪魔事典 (エンターテイメントバイブルシリーズ)
(1991/02)
不明

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悪魔事典s

第9話 MASK
◎サイコジェニー(頭部でなく胸が顔の長髪の女性 改め 女性の顔に胴が手/精神攻撃を使うサタンの右腕、サタンを迎えに)〇 
◇アトロシアス(腹に口があり猫科の尾が無数に生えた獣人/アニメの妖将軍ムザン、25話「妖将軍ムザン 学園大襲撃で出陣)〇 

10話 Ice Blue Eyes
・?   (二本の角に蝙蝠の翼の男)×
◇ニクス(氷モチーフで額にツララのような角・高遠版では結晶体モチーフあり/アニメのドランゴ、20話「さらば妖獣ドランゴ)〇 

第11話 炎のオーバードライブ
□ヴラヴァ(歪な頭をした牛頭人身の悪魔/デビルマンレディーの中ボス、邪神として教徒に崇拝されジュンの地獄巡りのきっかけに)〇 
▲ニケ(サモトラケのニケのような鳥人/新デビルマンの「サモトラケのニケ」で登場、アモンの昔の恋人)〇 
◆マストゥフ(ジョーカーっぽい顔が二つ生えたスーツの男/ソビエト連邦書記長の秘書と合体、メドックと共に登場)〇 
◆プフール(2巻で登場) 
◇ブルガ(ぶよぶよした体に触覚のガマっぽい竜/アニメのバウウ、8話「イヤモンとバウウ」に登場)〇 
◇ギャモン(ウエービーな長髪にトカゲっぽい少女/アニメのイヤモン、8話「イヤモンとバウウ」に登場)〇 

◆メドック(角と触手の生えたヘルメット状の生物/ソビエト連邦書記長と合体、米にミサイルを撃ち込むも神の軍団により消される)〇
◆サタン(12枚の翼が生えた金色の両性具有の鳥人/漫画デビルマンの飛鳥了の正体でデーモンの首領たる大魔神サタン)〇


◇フラム(炎をまとった少女/アニメのファイアム、12話「火焔妖獣ファイアム」)〇

第12話 The ETERNAL SOLDIER
◇ベラ(逆毛で胸にも翼モチーフのある女鳥人/アニメの23話「妖獣ベラ チベットの怪」)×
◇ダゴン(甲羅がある半魚人/アニメの17話「切手妖獣ダゴン」)×
◇アダル(蜘蛛の背中に半蜘蛛人間/アニメの19話「妖獣アダル 人間作戦」)×
◇アビル (鷲鼻に縁が炎になった蝙蝠翼の悪魔/アニメの7話「恐怖の人形使いズール」に登場)×
◇マグドラー(マグマ状の翼竜/アニメの36話「妖獣マグドラー 空飛ぶ熔岩」)×

◆テキスク(頭部・乳房・腕etcからタコイカ触手の女/飛鳥邸に向かい車上の明と了を襲撃し執拗に追う)×
◇ウッドドウ(ギラついた目のムカデっぽい悪魔/アニメの37話「妖獣ウッドドウ 怒れる緑」)×
◇ドロー(一つ目、顔でなく腹に口のある大男/アニメの21話「妖獣ドローは人間が好き」)×

◆オドム(蜘蛛のような口にぎょろ目、花のような頭部/漫画のデビルマン、悪魔特捜隊本部に囚われ実験で殺される)〇
◆イリゴル(カマキリのような腕を持つ黒い毛のケンタウロス/漫画の悪魔の像のイメージで他のデーモンを倒す)×
◆ジュゴマール(マジンガーZ状の頭部を持つ全身皺だらけの魚人/漫画のデビルマン軍団の悪魔特捜隊本部襲撃で戦死)×
◆サゴハーブ(魚の頭にタコ/デーモンの総攻撃でインクルージェントの攻撃後モブとして登場)×



登場キャラクター(出た順)  

第9話 MASK 
◇チャコの父(丸眼鏡にハゲ出っ歯の小柄な中年/アニメのチャコ父、喫茶チャコのマスター)

第10話 Ice Blue Eyes
◇艫舵ヒカル(ツララのような前髪でまつ毛が多い少年/アニメの友田光一、ドランゴの人間態)

第11話 炎のオーバードライブ
■大柴ソウスケ(右目が隻眼の厳めしい男/魔王ダンテの大柴壮介、宇津木涼と同校の剣道部員で平成版では自警団隊長)


漫画出典のデーモンが圧倒的に多かった2巻とは打って変わって、3巻ではアニメの妖将軍であるムザンが悪魔元老院の三巨頭の一角・アトロシアスとして学園を襲撃してきたこともあって、アニメ由来のデーモンの割合が多くて漫画とアニメ半々に。
その他、デビルマンレディーからヴラヴァ・新デビルマンからニケが出てきたり、そしてこの巻から魔王ダンテネタが入りました。まずは学園の剣道部顧問として、宇津木涼が通う高校の剣道部員だった大柴壮介が出てきたり、大柴流として指南を受けたミキちゃんの必殺技が「ダンテ」「メドッサ」をもじったものだったりと。魔王ダンテ成分は、デビルマンGでも重要な存在感を放ち4巻で更に強まっていきます。

しかし3巻の感想でも書く予定ですが「飛鳥了/サタンは出ません」と言っていたのにサタンが出てきちゃっている事実には何度でも噴きます

【漫画】デビルマンG感想・2巻―妖鳥シレーヌ復活篇― 

デビルマンG 2 (チャンピオンREDコミックス)デビルマンG 2 (チャンピオンREDコミックス)
(2013/02/20)
永井 豪

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2巻感想です。

原典では黙示録のための生贄に捧げられた美樹ちゃんが今作では第1話でミキちゃんが自ら魔女になるー!と、「明るく楽しい物語」「『デビルマン』と同じ材料で全く別の味がする料理である」というコンセプトの元、始まったデビルマンG。
2巻ではここでもデビルマンの宿敵・シレーヌとの戦いとその行く末を中心とした内容になっています。
1巻での作者コメントの通り、「明るく楽しい物語」。
原典のような陰鬱さやおどろおどろしさ、読む者の心を揺らすような恐怖感や壮大な美しさとはあえてベクトルを変えて、テンポ良い軽快な話になっています。
まずエロス表現からして元々の永井豪が描くものは暴力的で陰鬱なものが多いのに対し、こちらではあくまでもカラッとしているというか後を引かないというか。そして人死や残虐表現も多いには多いですが、こちらも本当にサラッと描いてサクッと死んでしまうというか。
デビルマンGの特徴として、「リメイク作品として以上にパロディ・オマージュ要素が非常に多く、なおかつほぼ違うニュアンスで挟まれパロディ的」「大量にキャラクターを登場させなおかつサクサクバンバンと落としていく」の二点があります。
当初からそういった調子なのですが、2巻はその特徴が色濃く出た気がします。
2巻では話を伸ばしようによってはまだ引っ張れる準レギュラーキャラクターが数名落とされます。
これには驚いた。
そしてパロディ的、というのは後述…w

しかしやはり出すデーモンも、原典の1コマ登場のモブでしかないようなヤツらに至るまで、あくまでも元ネタありのキャラを出すことにこだわるという徹底っぷり。
それでいて同じ内容にしないで違った内容にするというもので面白いです。

オリジナル部分も面白く、愛する者を守り弱き者を救うという未知の戦いと力のありようについて考えるアモンと、そのアモンが求める力としてのミキの存在が描かれています。アキラとミキの二人の関係もしっかりと。ミキの加護が必要なアモンと、悪魔の存在を認識し戦おうとする魔女、として二人が力を合わせて戦うシーンもありました。

以下続きにて本編の感想。

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【漫画】デビルマンGに登場する悪魔&人物一覧・2巻 

2巻「妖鳥シレーヌ復活篇」に登場するデーモンの元ネタでの特定が完了したので一覧をアップします。
これに伴い、2巻目のパロディ&オマージュ元ネタ比較検証記事も近日作成する予定です。

登場デーモン(出た順)  

◆=漫画出典◇=アニメ出典◎=漫画・アニメ出典■=魔王ダンテ出典□=デビルマンレディー出典 ▲=その他出典

※名前(外見/元ネタでの登場) Gで名前が出ていれば〇、出ていなければ× 
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永井豪ワールド 悪魔事典 (エンターテイメントバイブルシリーズ)永井豪ワールド 悪魔事典 (エンターテイメントバイブルシリーズ)
(1991/02)
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悪魔事典s


第5話 未確認GIRL
◆ザン(胸に4つの目と口を持ち剛毛に覆われた魔将軍/「デビルマンを殺すな」というサタンの命令を伝えた)〇
◇ジャコン(長い首に女性の顔の人面猫/アニメの「妖獣ジャコン 生きている幽霊」)〇

第7話 傷だらけのツバサ
◇ロクフェル(首の付け根に顔のある長髪ろくろ首男/アニメの「ロクフェルの首」)×
◇フェイラス(脳状に皺に覆われた肥大した雛の頭部を持つ鳥人/アニメの「悪魔族復活」のフェイラス、石川賢原案での姿)×


第8話 REBIRTH~女神転生~
◆フィルシュ(女性型のエイ系魚人/最終戦争のカラーページで登場)
◆トゥーリンカツェル(鳥の上半身を持つ鳥人/サイコジェニーの精神攻撃で倒れたデビルマンを囲むように降り立つ)×
◆モスモーリン(羽毛に覆われた蛾の様な姿/悪魔特捜隊本部を襲撃するデビルマン軍団のモブとして登場)×
◆ニジュテッド(二本の触覚に大きな口を持つ/サバトのデーモン、明のデビルマン化に驚く)×

◆ラミゲドル(頭頂と尾部に毛の生えた巨大な竜/悪魔特捜隊本部襲撃・最終戦争の時デビルマンが乗る)〇
◆テレストル(広がる尾と人間の手のある鳥/デーモンの総攻撃の時飛翔していたモブの一匹)×
◆シェーダ(タコにコウモリの翼が付いたクトゥルフ系の姿/太古の地球のカラーページで「神」の前に立ちはだかる)×
◆バニューグ(触手のついた頭にマントのような翼/?)×
◆オンバール(白い鳥の翼に黒く鋭い牙のある大型の獣/太古の地球のカラーページで「神」を追う)×
◆モスク(嘴のある蚊の様な姿/悪魔の合体能力解説の1コマのモブとして登場)×
◆ユニオッティ(細長い手足を持ち頭部に触手を生やした翼竜/デーモンの総攻撃の時飛翔していたモブの一匹)×
◆ヘクトス(断定できず)×
◆名前なし(六枚のトンボの翅のある人間の上半身/デーモンの総攻撃の時飛翔していたモブの一匹)×

◆インクルージェント(下半身が蛇となった男女が付き人間の足を持つ巨大な怪鳥/デーモンの総攻撃で戦車を吹っ飛ばす)×


8.5話 Wake up your heart
◆名前不明(黒と白のモノトーン悪魔/「悪魔の像」が見せたイメージのモブ)×
◆名前なし(一つ目/「悪魔の像」が見せたイメージのモブ、シレーヌの部下として瞬殺される)×
◆ソメルシ(首のつけ根に顔のある黒髪ろくろ首男/「悪魔の像」が見せたイメージのモブ)×
◆ラミカブジャ(ワニの口の中に顔がある/「悪魔の像」が見せたイメージのモブ)×
◆エクシード(鱗に覆われた体にメドゥーサ状に生える蛇/「悪魔の像」が見せたイメージのモブ)×
◆アイジャム(体表に管がある醜いせむしの生物/「悪魔の像」が見せたイメージのモブ、悪魔特捜隊本部襲撃で戦死したデビルマン)×
◆フラレス(全身からツルと頭の上に蛇が生えた蛇女/悪魔の合体能力を解説する一連のページで登場)×

◆ロスシード(首から上が無数の蛇で股間に顔のある男/牧村邸を襲撃するも顔に銃弾を受けて倒される)〇
◆プフール(たれ耳の犬のような女性/デビルマン軍団の一人、サタンについて明と語る)〇


第7話 傷だらけのツバサ
◆飛鳥(たっぷりとした黒い口髭と顎髭を蓄えた眼鏡の中年/飛鳥了の父で考古学者、デーモン化して焼身自殺)

第8.5話 Wake up your heart 
▲泉水まさみ(黒髪ボブカットに眼鏡の女/小説版のプフールの人間形態)

1巻で軒並み主要なデーモンや人物を出したせいか、2巻では控えめ。
6話に至ってはシレーヌ戦が中心で、新規キャラが出ませんでした。
その代わりイルーゲとアリーダが率いたザコデーモン軍団が出る8話や週刊少年チャンピオンに出張した8.5話に大量出演してきました。
フェイラス、アニメ本編では鷲天狗っぽい感じの姿だったのですぐにはわからなかったんですが、ニクスがアニメ本編のドランゴというよりむしろ頭の結晶モチーフがカットされる前の永井豪原案を元にした造形ということからラフ絵の方に注目してみてやっとわかりました。
アニメ由来のデーモンは、乳丸出しにしたりと「永井豪の元のデザインの/本人が描きそうな」デザインになってるんですね。フェイラスは石川賢デザインですが。

モスクみたいなちっこくしか出てないちょい役も出てるんだなぁ。この中でニジュテッドはサバトのシーン由来なので探すのにちょっと時間がかかった。

しかしこの巻は漫画由来のデーモンが圧倒的に多いね。

【漫画】デビルマンG感想・1巻―勇者アモン降臨篇― 

デビルマンG 1 (チャンピオンREDコミックス)デビルマンG 1 (チャンピオンREDコミックス)
(2012/09/20)
永井 豪、高遠 るい 他

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この漫画、2013年で一番熱いです。
どう熱いかというと、漫画で見覚えのあるあの台詞やシーンが、違った形にアレンジされて登場してくる。
毎回お約束的なまでに挿入されるのですが、それでいて原典とは異なる流れやニュアンスの中でピタッとはめてくるのは高度な技。
同じシーンでもキャラが変わり立場が変わり意味合いが異なっていたり、時には原典とは真逆となっているとその分盛り上がりも半端じゃないです。
今作は「自ら望んで魔女になった」牧村美樹こと魔鬼邑ミキと、ミキの声に応え目覚めた獣・不動明ことアモン(不動アキラ)を中心にして進む物語。
けれども、了と明の物語として魔女狩りの犠牲にならなければ、アニメのように最後まで明の正体を知らないわけでもない。
アモンや悪魔の存在を認識し、アモンと共に悪魔に立ち向かうミキちゃんの物語となっています。

長いので本編感想は追記にて。

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【漫画】デビルマンGに登場する悪魔&人物一覧・1巻 

登場デーモン(出た順)  

◆=漫画出典◇=アニメ出典◎=漫画・アニメ出典■=魔王ダンテ出典□=デビルマンレディー出典 ▲=その他出典

※名前(外見/元ネタでの登場) Gで名前が出ていれば〇、出ていなければ× 
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永井豪ワールド 悪魔事典 (エンターテイメントバイブルシリーズ)永井豪ワールド 悪魔事典 (エンターテイメントバイブルシリーズ)
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第0話 PERSONA
◆イルーゲ (股間に顔がある鳥人/車上の明&了を襲う)〇
◆ジンメン (甲羅に沢山の顔がある亀/サッちゃんの仇)〇


第1話 ちいさな魔法
◆アリーダ (胴にもう一つ巨大な顔がある/サッちゃん回で新幹線襲撃)〇
◎シレーヌ (頭に翼と手足に鉤爪のある鳥人/デビルマンと死闘を展開)〇

◆マサック (二本の角、両手が鎌/悪魔の仮面のイメージでデーモンを倒す)〇
◆ワグレグ (胸に顔のある獣のような姿に女の顔上半分/サバトで明を襲う)〇
◆マゴード (二本の巨大な角に黒い模様を持つ竜/サバトで変身)〇
◆ジュラド (ツタ植物と軟体動物が合体/デーモンの総攻撃の1コマ登場)〇

◇ドローマ (剥き出しの脳に獣の下半身/アニメの脳波妖獣ゴンドローマ)〇

◎アモン/デビルマン (蝙蝠っぽい頭に獣の下半身/姿は原作、色はアニメ)〇


第2話 SO BAD BOY
◆ナフィーロ (猫、本性はジャコン/アニメの妖獣ジャコン生きている幽霊)×
◆ゲルマー (角のある水ナメクジ/シレーヌの部下として美樹を水攻めに)〇
◆アグウェル (触覚のある土状不定形/シレーヌの部下、美樹両親を襲う)〇
◆アルビーロウ (尾のある色素の薄い女/デーモン合体能力解説の1コマ登場)×


第3話 今夜はハリケーン
◆イーダー (一本角と胸に眼のある獣/トラック転倒の原因、腕を齧っていた)×
◆ヤベガ (蛇の頭・人の胴・馬の脚・鳥の翼/デーモン総攻撃の際TVデビュー)×

◇エバイン (腕欠損に巨大な角の雌のケンタウロス/アニメの妖獣エバイン 千本の腕)〇

第4話 鏡の中のアクトレス
◇ゾルドバ(老婆の姿に胴が顔/アニメの眠れる美女ゾルドバ)〇
◆イルフノ(トンボ女/悪魔の仮面のイメージで殺される弱いデーモン)×
◆リィビィ(葉に覆われたデーモン/命令を伝えに来たザンに反駁)×


++++++++++++++++++++++++++++++++

登場キャラクター(出た順)  

第0話 PERSONA
◆サッちゃん(切り揃えられた黒髪ロングの少女/新幹線でジンメンに食われる)
◆ススムくん(トーン髪の少年/デーモンと化した両親により生首にされる)


第1話 ちいさな魔法
◎不動明  (今作は茶髪黒タートルネックジーンズ/漫画ではデビルマン、アニメではデーモン)
◎牧村美樹 (ボブカットにヘアバンド/漫画では運命に翻弄される、アニメではデビルマンが惚れる)


◇氷村巌  (飛鳥了そっくりな顔/アニメではヒムラーの人間態として接触)
◆ドス六  (坊主頭にしゃくれ顎不良/漫画ではデビルマン軍団に協力)
◆デブ   (くせ毛の肥満体/漫画では初期の明と美樹に絡む)

◎牧村父  (ひげ面の中年女性/漫画では悪魔特捜隊の拷問で死亡)
◎牧村母  (ショートボブの中年男性/漫画では悪魔特捜隊の拷問で死亡)
◎牧村健作 (デフォルメされた少年・タレちゃん/漫画では惨死、アニメではコメディリリーフ)

◆木刀の政 (はねた黒髪長身/漫画では牧村家を護衛して惨死)
◆金髪女  (金髪ボブカット/漫画ではサバトで了に胸を切りつけられる)

◆ミーコ  (ハンチング帽の黒髪ショートの少女/漫画ではデビルマントゥルグに)
◆女不良トリオ(三つ編・ショート・パイナップル頭/漫画ではミーコに万引きさせる)

◇アルフォンヌ(なすび顔にちょびひげ白スーツ/アニメの名門学園教師でギャグキャラ)
◇ポチ校長 (白髪ハゲちょびヒゲ二頭身/アニメの名門学園校長でギャグキャラ)


第2話 SO BAD BOY
◆雷沼教授  (厳めしい顔の壮年/漫画では悪魔の因子説を発表した生物学者) 
▲銀河シロー (変わった帽子の青年/Xボンバーの主人公)
▲ブラディ・マリー(眼帯のある長髪のグラマラスな女性/Xボンバーの敵の女幹部)

□黒崎あおい (黒髪ショートの水泳女性/デビルマンレディーでのジュンのライバルで元ビースト)
◆「デーモン=天敵説」の級友(しゃくれ顎の芋顔高校生/漫画で「デーモン=天敵説」提唱)
◇東大寺入郎  (眼鏡の優等生/アニメの準レギュラー優等生)
◆カミソリ鉄  (大柄な高校生/漫画のラズバ編で明に助けられる)
◆メリケン錠  (肥満体系の茶髪/漫画のラズバ編で明に助けられる)
◆チェーン万次郎 (細身につり目/漫画のラズバ編で明に助けられる)

□不動ジュン (黒髪ロングの教師/デビルマンレディーの主人公でデビルマン)

第3話 今夜はハリケーン
◆「見たな子ども!」の女の子 (おかっぱヘアピンワンピースサンダル/ウラトフと遭遇)

第4話 鏡の中のアクトレス
◇チャコ  (ロングにヘアバンド/アニメのミキの友人、喫茶チャコの娘)
▲バンバ  (クセのある金髪ロング/バラバンバの主人公バラバの髪色を変えたのがバンバか)

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人物版や続きの巻のも順次公開予定。
【2013/12/4追記/:キャラクター編も入れました】

しかし先に既巻・4巻までの特定を進めてあるんですが、骨の折れる作業。
1巻の登場悪魔はジュラド以外まだわかりやすいんですが、2巻以降は1コマしか出ていない悪魔や集合絵にチラリと映っていない悪魔、小さく登場している悪魔とかわんさか出てきてもうなぁ。
Gでは、漫画で公開されていなくても一部悪魔事典から名前を取っていますがさすがにGでも名前の出てこない悪魔の方が圧倒的に多い。

G2巻以降の悪魔は「コイツ出てきたっけ?」と思うようなのもいっぱいいるので、悪魔事典で姿を見つけられても漫画の方でどこに登場しているのかを特定するのが大変でした。そういう場合は、Gの外見から悪魔事典で似た姿の悪魔を見つける→悪魔事典に載っているコマや構図からどのシーンかを推測して漫画をしらみつぶしにして探す…
といった感じ。

それでもGを通して漫画を再読したり、登場デーモンを名前つきで覚えられるのはよかとです。
4巻や5巻収録予定の最新話まで大体特定はできているので、あとはスタイルを整えて公開予定。

ちなみに使っている「悪魔事典」、内容はこんな感じ。1コマだけ登場のモブも大勢の中の一匹にすぎないような連中にまでちゃんと名前があります。魔王ダンテでさえも。

悪魔事典2 悪魔事典3

(↑画像クリックで拡大)

【漫画】高遠るい先生のデビルマンGが面白い 

デビルマンG

デビルマンといえば、今チャンピオンREDで高遠るい先生がデビルマンのリメイク作「デビルマンG」を連載中で、これが来月最終回なんだよなぁ。
去年の春くらいに連載開始ときいて面白そうだなー、と思い去年の12月に1巻出てるやんとそれ以降買ってて今年一番面白かった作品なのでさみしいしもっと読みたかったと思ってるんですけど、最初からかなりのペースで話を進めそして惜しみなくキャラクターをサクサク落としていくというスピード感を売りにしていた漫画だし原典もKC版では全5巻だったのでそれに合わせたかもしれないし。
冗長にならずにテンポ良く濃い内容で話を進めてくれた、というのが個人的にも好みでした。


内容というのが、これまた凄い。

デビルマンG主要人物紹介3


元々の永井豪タッチを最大限に生かして描かれるデーモン達。各々「慈悲の一撃」という必殺技を持つ彼らに対しアニメ版の技モチーフの技で戦うアモンが地を駆け空を飛び血しぶきや臓物をまき散らしながら戦うダイナミックな戦闘シーンもあればおいろけもあり、でもやっぱりエログロ多め、コミカルなギャグやイチャイチャラブコメもあれば熱血もしんみりドラマもある…。

しかしそのリメイクの仕方がこれまた凄い。

神を撃退後氷の中に眠っていたのが次々と目覚め地球を再びデーモンの手に取り返さんとした原典でのデーモンに対し、こちらは神によって肉体を奪われ精神だけ時空の牢獄に幽閉されたデーモンが人間の脳を媒介に接触・人間を宿主として地球に帰還するという設定。
原典では何が起こっているのかよく知らず受動的というか、翻弄されてズドドンズドドンという漫画界屈指のトラウマシーンとなったヒロインの牧村美樹が、ここでは魔女っ娘・魔鬼邑ミキになってます。
とはいってもこの魔女っ娘という設定も、原作の魔女狩り・牧村邸襲撃の際に暴徒に対して言った「私は魔女よ」→勿論本当に魔女なんかではないしデーモンでもないただの一般人なのでズドドンズドドンになっちゃう、という流れとは真逆に本当に魔女だった!?と、能動的なヒロインとなっていて、かなりアレンジの効いたリメイクになってます。

不動アキラは人間の姿が顔と黒い服が漫画、ジーンズとベルトと茶髪と漫画アニメの折衷、悪魔態の外見が漫画、必殺技とそしてアキラでなくデーモンアモンの人格と中身がアニメベースとなっていて、漫画とアニメが混ざった設定。

ただアニメと異なり、「ミキちゃんはアモンであることは知らないが悪魔形態を知っている」ので守られたり共闘し、そして3巻ではー!?となります。3巻の表紙が連載開始時「出ない」と言っていたアイツなのには大草原ですが、これもかれも作者にとっても想定外の事態の連続だったという。
そういう想定外の事態の連続ながらも、後に起こる展開も含めアキラとミキちゃんの二人の物語として進んでいるというのが魅力ポイント。

しかもデーモンも漫画やアニメから大量に出てきて共演し、時には合体技も見せてくれるという。

それもデビルマンの枠を越えて魔王ダンテやバラバンバ、そして悪魔じゃないけど獣神ライガーからも総出。
キャラクターの方も漫画の不良達ミーコやアニメの東大寺、チャコ、アルフォンヌ、ポチ校長、ヒムラー(今回はただの人間で登場)、デビルマンレディーからジュンとあおいが、そして魔王ダンテからはアイツがー…。

…と、凄まじいまでの総集結っぷり。
とにかくネタが細かい。全て把握し切れていない所も随所随所にちりばめられているかと。

シチェーションやキャラクター、する側される側の立場を入れ替えての原作の名シーン&名台詞パロディを毎回ちょいちょい挟んでくるのも特徴。鬱シーンもコミカルなシーンに、そして実写版の迷台詞が熱血台詞に!?
こういうパロディって、元とは全く同じにならないようにしながらもちゃんと話の流れの中にピタッとはまるように挟むのって相当高等な技だと思うのです。

予告編の時点でジンメン編でのみんなのトラウマサッちゃんがデーモンな上男を漁っては捕食するビッチ娘デーモンで、早々にジンメンにレ〇プされながら食べられてしまうという「これって人によってはどうなんだろう…(ドキドキ)」な大胆なアレンジっぷり。なんですけれど、1巻の帯で庵野秀明に「あの原作で『こうくるか!』という勇気と決断と知恵に心から敬意を表します。」という激賞をもらってる。、どんなにヒヤヒヤするような大胆なアレンジっぷりでも元ネタに対する綿密な調査と情熱があり、それが読者にも伝わるような面白い設定に改変して面白い漫画を描ける実力があればこそなのかもしれない。「…これはこれでアリだな」と思わせたもん勝ち。
4巻帯に至っては出渕裕監督から、「これはもうあらゆるデビルマンを呑み込む『進撃の悪魔人間!』」との絶賛を貰ってます。
実際5巻はもう、本当にあらゆるデビルマンを呑み込むレベルです。
4巻で途中でぶった斬られた17話「IDENTITY CRISIS」の後半は、元の流れからすると「ああ~」となってしまうような、誰が読んでも衝撃を受ける展開だし、19話「FIRE WARS」は個人的にも漫画上屈指の盛り上がり回でした。アイツが出たー!?というのもある。熱血、というだけではない。パロディシーンが元ネタを知ってると余計興奮するというデビルマンGの中でも最高クラスにキマってるし、エグさもある…という、単独で「面白い」1回としてはトップクラス
そして20話「反逆の戦士」は第1話に立ち返っての更なる衝撃の…。
これ以上は来年の2月に出るであろう5巻を待つしかない。

10月に出た4巻が最新刊なのですがやはり最大の見どころは単行本未収録の5巻掲載分ですなぁ。


デビルマン関連本


この漫画の影響でアニメ版デビルマンも箱買いして、「永井豪ワールド 悪魔事典」や「デビルマン解体新書」も買っちゃいました。

アニメ版デビルマンもめっちゃ面白いやん!
とにかくアニメ版デビルマンはミキちゃん好きすぎ。
一目ぼれして本来の目的を忘れてしまったんですけど、ミキちゃんに対する一途なまでの愛は、人間がなんだ、デーモンがなんだというレベルで。いやはや凄いものを見てしまった。
漫画より明るいというイメージだったんですけど、結構デーモンがおどろおどろしかったりエグい描写が多い。
特にロクフェルによる人間の丸焼きやケネトスによる首人間のいたぶりっぷり。
そしてデビルマンが人間の姿の時に負ったケガは変身するとき引き伸ばされて痛み倍増&そこを突いて敵が毎回同じ所ばかり攻撃する、というのが見ていて痛いったらありゃしない。
人間に対してブラックな考えを持ってるっぽい辻真先さんのスタンスもあって、結構子どもを抑圧する大人社会への皮肉とかブラックなネタも多いですね。ウッドドウ回は自然の逆襲のような内容でしたし。
しかしアニメの女デーモンはイヤモンやエバイン、ファイアムといいカワイイ娘が多いですな。
途中でレギュラー化した「バカ」、ララのキャラは面白すぎてヒロインのポジを食うレベルだったw
ファイアム回最後の、ミキちゃんが目を覚ました時にミキちゃんとタレちゃんを庇ってデビルマンが倒れた時についたデビルマンの巨大なシルエットを俯瞰するという演出がスゴイ好きなんですよ。EDの「今日もどこかでデビルマン」は名曲。マーメイム回の明と見せかけてザンニンだった、というミスリードといい演出がうまい。

悪魔事典の方はwikiのデスプローの項で見かけて買ったんですけど、漫画のモブデーモンにも一匹一匹名前があり合体元の生物があり生態や戦い方がある、という面白い本。これを読んでいると、デビルマンGのデーモンの姿や名前や戦い方も、この本に準拠しているとわかる。悪魔を集めた絵のモブとして1回しか出てこないようなアルビーロウも、地中に住む軟体動物と合体し土のある所ならどこへでも出現するという能力があり、デビルマンGでも反映されてるんすね。Gでは1巻第2話最後の方で「オレが悪魔どもからミキちゃんを守ってやるさ」の所で登場。

デビルマン解体新書はアニメの解説が詳しいということで買った本。
けど、漫画の方も、雑誌掲載時との絵や写植の違い、どこが単行本化の際の描き足しなのかを画像つきでみっちり解説という驚きの充実っぷり。
そしてアニメの方も解説が面白い、シナリオ段階での卜書きでカットされた台詞も時々解説してくれてるんですがカットされた台詞も良いのが多くてシナリオブックも全話分あったら良かったなぁと。シナリオ本も買っちゃったよ。
永井豪によるラフ絵もあってニクスの雪の結晶モチーフがアニメの際に削られた永井豪の元デザイン由来だったり、「イヤモンとバウウ」が「ギャモンとブルガ」になってたりするんですが、そのブルガがラフ時点での名前だったりという細かさ。

こういう細かいネタにこだわる漫画は好きです、来月訪れる最終回ではどんな結末となるのか。

後日、1・2・3・4巻の個別感想も書いておこっと。

【雑記】寄生獣が実写&アニメ化だってよ 

コミックナタリー・「寄生獣」2部作で実写映画化決定!泉新一役は染谷将太

8年前に清水崇を監督にハリウッド映画化!という話はポシャったんでしょーかね。
当時ですら古いとみなされるあのファッションまで再現されるのか。
まあ実際の出来はその時までわからないので判断しようがないとして、もう完結から18年も経って過去の名作ポジになって読んだことのない世代も多くなってきてそうなので、再び世に広まる機会になるのかこれは。

自分が最初に読んでからもう15年経つのか…
火の鳥とかとセットになって、思想にかなりの影響を与えた漫画です。
デビルマンより寄生獣の方が先だったんですが(デビルマン:高1-2、寄生獣:小4)、やはり寄生獣はデビルマンの影響を強く受けている部分があると思います。
山中で完全体(どう呼ぼう、五頭+ミギーの一頭で六頭なのだから武藤さんと呼ぶべきか)になった後藤も顔はゼノン、二股に分かれた腕はウェルバス、尻尾や鉤爪など全体的なシルエットは魔王ダンテ…と思いっきり永井豪の影響を受けたデザインでしたしね。
内容もかなり通じる所があります。

どこからともなく地球上に発生し、生物に寄生しては「この種を食い殺せ」という「命令」(本能)に従ってその種を共食いする寄生生物、彼らは基本的に人間になりすまして人間を食う。
主人公泉新一は、寄生の失敗から右手部分が寄生生物となった元平凡な高校生。
奇妙な同居者、ミギーは冷静で好奇心旺盛な軍師タイプ。
寄生生物田村玲子(田宮玲子)は、高い知能から自分たちの存在そして人間との関係について考察する。
最強の寄生生物後藤は、戦いを求め戦闘マシーンと化したことで「野生」へと目覚めた。

新一母・信子の件を筆頭に、多くの惨劇や人間の死を目の当たりにして一部歪に精神が強くなり同時脆い面を抱えることになった新一。
それが寄生生物であるはずの田村玲子によって胸の穴を埋められた。

命の危機に何度も遭ったりと色々なことがありながらも、最終的には第1話の里美の「きみ…泉 新一くん… …だよね?」で始まり最終話の「それは新一くん… …きみが新一くんだから…」と、新一自身の変化/成長の物語として描かれたのが印象的でした。

新一でない何かになってしまったわけではないさ。
寄生生物寄りの考え方になって人間らしい心を失ったとかいうネガティブな変化ではないさ。
むしろ見ようによっては、ミギーや田村玲子、後藤、そして他の寄生生物といった人間とは違う考え方を持つ存在との接触によって人間としての立場だけでは得られない物事の見方を得た、つまり視野が広がったというポジティブな変化ともいえるさ。
それは成長ともいえるわけで。

そんな新一の変化/成長の詳細を知らないながらも、いくら変ったって新一は新一であると支えてくれる里美の姿が美しいのですよ。



あ、食人記事に以下の内容を追加しました。

【特集】漫画の中の食人描写1・「人が人を喰う」編

・手塚治虫「安達ヶ原」
・諸星大二郎「籠中児」
・沖さやか「マイナス」
・永井豪「バイオレンスジャック」
・駕籠真太郎「超伝脳パラタクシス」
・駕籠真太郎「紺野しぐれの幸福なる日々」

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