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【鋼錬】「盲目の錬金術師」と真理の扉の発動条件考察めも 

数年前某所で書き散らしていたちらしの裏考察を記事として練り直し。

作中では人体錬成を行うと真理の扉を開き、真理を見た通行料として体の一部を持っていかれるという設定になっています。


ここで引っかかるのがパーフェクトガイドブック1巻収録の「盲目の錬金術師」。
ジュドウは自分が世話になっている家の娘を生き返らせようとして失敗して両目を失い、結果としてできたのはミイラのような外見で自ら喋ったりすることもないものでした。
動きはするものの「生きてる」と言えるのかどうかはわからない、中にいるのが本物かどうかあわからない、もしかすかにかすると彼女ではない何かがいるのかもしれない、とのことでした。
それに対してアルは「本物だよ・・・きっと」と言い、エミは同意しています。


しかしその後新しい設定がでてきます。

11巻ではエルリック兄弟が錬成した失敗かあさんは全くの別人であると判明し、死んだ人間を錬成することは不可能であると結論づけています。


「盲目の錬金術師」は非常に心に残る話には違いないのですが、発表後に進展した本編の設定とは合わない、独立した話です。

本編の設定で考えると死んだ人間の錬成は不可能だからロザリーはニセモノだった、ということになってしまい、「だから……ここにいるのが本当のロザリーだから 私はこの家の本当の子供にはなれない」という言葉の重みが軽減してしまいそうです。
また、果たして彼は真理の扉を開いたのかどうか、というのも気になるところです。

当時とは途中で設定の後づけや変更があったのだろうから当時は人体錬成で失敗した生産物でも本人には違いない、という設定が途中から変わったのかもしれませんが、ファンとして可能な限り脳内補完。

++++++++++++++++++++++++++++++++

◆人体錬成でないものと人体錬成
合成獣のような生物同士を合成する合成獣錬成、医療行為の一環として行われる生体錬成についてはパーフェクトガイドブックの記事によれば人体錬成には含まれない。
バリーやマスタングのような肉体から魂をはがして別の物体に移すことやロスのダミー人形のように肉体のみを錬成するケースも人体錬成には含まれない。

ただし13巻でエドが試みた、一度自分自身を分解して再構築することは人体錬成に含まれ真理の扉が開く。
また、19巻でクセルクセスが滅亡する時、お父様は自分の材料として使われたホーエンハイムの血液を用いて真理の扉を開いた。


これらのことから、真理の扉へのアクセスにおいて重要なファクターは「血液」であることがわかります。
魂の情報としての血液の重要性もガイドブックで強調されていました。

◆扉を開く条件は術者の血液→自分の血を使う錬成のみが扉を開く?
魂の情報として、

・エルリック兄弟→エルリック兄弟の血
・イズミ→シグの髪、自分の血、子供の遺骨
・フラスコの中の小人→自分の中のホーエンハイムの血
(クセルクセス王に不老不死を与えると騙していたときもやはり血を出させている)

これらの情報から、真理の扉は術師の血液を媒介に用い、術者自身の魂にアクセスする錬成を行うことによって開くのではないかと私は考えてます。

つまり、人体錬成にしても、父や母、兄弟姉妹、子どもといった血縁者を錬成する場合でなければ真理の扉は開かないと。

親友や恋人、仲間など、血縁上では他人である存在を錬成しようとしたときには開かない。
その場合に体の一部を失うとすれば、通行料としてでなく不足分を補うためのリバウンドとなる。

家族を生き返らせようとした人間でも、真理の扉の通行料に加えて力量不足や理論の間違いなどによってリバウンドを起こして更に体を失い、殆ど原型をとどめない状態になって絶命してそうです。エルリック兄弟やイズミは優秀だったので死なずに済んだのではないでしょうか。


肉親の血液を用いたにも関わらず、錬成の生成物が、髪の色も身長も全く異なる別物の存在になってしまったのも、血液からの魂の情報が真理の扉を開く点において効果を発揮し目的の人体錬成には効果を発揮しなかったことを示唆しているように思えます。


13巻でのエドの自分自身を再構築する錬成、25巻でのマスタングの強制的な人体錬成は自分の体にある自分の血肉を用いたので開いたのでしょう。

ここでは必ずしも「人体錬成」=「真理の扉を開く」ではない、という前提を使いました。


◆ジュドウのケースは真理の扉を開かない人体錬成だったのでは
ジュドウによるロザリー人体錬成と真理の扉に関しては、自分の血を使った錬成ではなかったので真理の扉は開かなかった、というのが私の見解です。
目を持っていかれたのは通行料としてでなく、リバウンドではないかと。


ロザリーのケースは髪の色にも差違はないので、本物のロザリーの死体を使っての人体錬成だったのかなと思ってます。

なのであのロザリーは本物だといえることになるかもしれません。

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