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【漫画】デビルマンG感想・4巻―デビルマン軍団篇―  

デビルマンG(4) (チャンピオンREDコミックス)デビルマンG(4) (チャンピオンREDコミックス)
(2013/10/18)
永井 豪

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4巻感想です。

最新話が17話の頃、新章の分からREDのバックナンバーを買い始めたんだっけ。

表紙のゼノン、秋田書店公式サイトの表紙サンプルではくすんだ緑だったんですが実物がビビッドな緑になってましたね。
デビルマンGはとにかく、ゼノンが超カッコイイ漫画です。漫画、アニメ共にラスボスを想定した描かれ方をされつつも、連載/放映期間の都合上実質的なラスボスポジションがサタン/妖獣ゴッドにスライド。
それでも悪魔的な威厳や恐ろしさがカッコよくて、デビルマンGでの登場が楽しみなキャラでした。
満を持して登場したデビルマンGではまさかのポジション、そのポジションや設定というのが各作品でのゼノンや近似キャラとの設定を組み合わせたもので素晴らしいです。
この巻、魔王ダンテのウエイトが大きくなり、また、キャラも「闘神デビルマン」や「デビルマン戦団」など他作家によるデビルマンリメイク作品からも持ってきたりと豪華。

そして成長が著しく主人公のようなヒロインであるミキとアキラ、二人の関係というのもデビルマンGの1~4巻で変化があるように感じます。
アキラの人格でなくアモンの人格のままであることを隠しながらもミキを守ろうとしたのが1巻。
本来の接触者ミキとの連携を取りながら、二人一緒に戦う段階に進んだのが2巻。
ミキのデビルマン化というまさかの事態発生、完全なコンビネーションを披露したのが3巻。
アトロシアスの学園大襲撃では、アキラとミキが分断されるという状況下で、戦闘能力的には一人でも戦える段階に進む。

では4巻ではどうなるのか。

学園大襲撃後、多くの犠牲者が出て心を痛めたミキちゃんとそんなミキちゃんにデーモンらしからぬ思いやりの心の芽生えたアキラがいたわり、二人の絆が強まっていきます。そこにデビルマン軍団が現れ、デビルマンの仲間を得ることができます。しかし一方で、デビルマンでなくデーモンであるアモンは改めてその事実を突き付けられ、アモンの人格であることを隠したままミキと関係を近づけていくのに後ろめたいものを感じています。
ゼノンの意図やシレーヌの生存のことも相まって、アモンはこの巻ずっと悩みっぱなしです。

デビルマンとして人間を守る力、デビルマン軍団として人間を守る力を奮う仲間を手にして「ヒーロー」の道を進んでいこうとするミキちゃんの光と、後ろめたさを感じるアモンの影のようなものを感じます。

関係が深まれば深まるほどぬぐえない後ろめたさ。そのような状態の時に、ついに最終戦争の火ぶたが切っておとされてしまいます。

また、この巻で登場する重要人物、空宜リョウクルール・フォン・クラインバルト、どちらも強力なキャラですね。魔王ダンテの宇津木涼とアニメデビルマンの妖元帥レイコック+魔女っ子チックル!
共に悪魔人間の漫画の元型と、永井豪が関与する魔女っ子と、漫画デビルマンとデビルマンGの元ネタ的な部分での先輩ともいえるのではないでしょうか。
リョウとアキラ、クルールとミキの対比関係に注目。


以下続きにて本編の感想。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

第13話 奇跡のビッグ・ファイト

シレーヌ様無双。すごくいいお顔してます。レズコンビがまんざらでもないのに笑います。デビルマンGのミキちゃん強い、強い。不良コンビにデビルマンであることがバレましたが、学園でデーモンに襲われてあんだけの大惨事になっているのにすんなり受け入れて一緒に戦ってくれる不良トリオが男すぎる。しかしここでも実写版の台詞をパロるのかwww

そして尻尾の数だけ命があってほぼ不死身のアトロシアス様をどう倒す!?と、少年漫画的なワクワクのある運びでしたがそうきたか!ここ、ムザンによって望まぬ対決を強いられたデビルマンとドランゴの悲しい友情を描いたアニメとは逆の流れになってて爽快感がありますね。しかしデビルマンのあの「ウワアアア」な名シーンをニャンコでやるとは思わなかったよwww
アトロシアス様の正体、そうかやっぱりネコなのか、でっかいニャンコ。(20話での新事実の説明はどうするのか私、気になります!)

シレーヌと東大寺のシーンが中々イイです。やはりシレーヌと恋愛は切り離すのが難しいんかな、と思いつつまあ、アモン以外となったしこれはこれでよし。好きな人が悪魔でも、自分を守ってくれたから愛してみせるという男を感じる。

かくて学園大襲撃終了、少女の心に爪痕を残してー。
うんうん、デビルマンGのミキちゃんはこういうキャラだ。第1話からして自分が悪魔を召喚してしまったことで死人を出してしまったのでは、という罪悪感を感じてデーモンが何なのかを知りみんなを守りたいと思った。色々描きながら決めてったり当初考えていなかった展開が頻発したりするデビルマンGですけど、この点については一貫してると思います。身近な人を守りたい、自分の持てる力でなんとかしたい、と思うヒーローの女の子。


ミキちゃんとアキラが結ばれるシーン、作者GJ。
予備知識なしで読んだ漫画デビルマン、美樹ちゃんの殺されるシーンで二つに、更にバラバラに引き裂かれるイメージのカットが殺される寸前に暴行を受けただろうことが想像に難くなかったこともあってかなーりウワアアアアアアってなったんですよ。恐らく明と初めてを迎える前であろう。レディーではデビルマン明とジュンで描いてたっけなぁ。
アニメ版の方も、最終回後死ぬだろうし、死ななかったとしても幸福になれないだろうことを言われているのがなんとも。
同じ材料を使いつつも全くの新しいデビルマンとして描いているデビルマンGで描いてくれる、というのは中々ぐっとくるものがあるなぁ。

この生首を抱えるシーンを、体が闇にまぎれているようにアレンジしてるのがちょー好き。敵から身を、命を守るだけでなくその心も傷つかないようにしたいと思うようになったアモンの変化がイイです。それにしてもデビルマンGのアモンはよく涙を流すなあ。

シンシア!そしてこの影は。3巻読んで「ミーコとヒムラーの再登場はいつになるの」と思ったんですけど4巻の頭での再登場になったんですね。

第14話「TWINS REVOLUTION」

やっぱミーコは漫画と同じ、でもヒムラーがヒムラーじゃない??ってかこの姿は魔王ダンテの魔獣ゼノン??
後日アニメで観て、ヒムラーと魔将軍ザンニンが同じ話で退場していたというつながりを知って納得。激マン!で、魔王ダンテのゼノンのデザインを魔将軍ザンニンに流用したエピソードが語られてたっけ。
魔王ダンテとは逆に自分が相手をベリベリー。しかしプフール、命乞いしてるのもあってちょっとカワイソウな気がしちゃう。

アトロシアスの学園襲撃が終わってかなり雰囲気が変わったなー。ファッションショーとか意外。
(9月の時点ではアニメ視聴を始める一か月前だった、一応アニメにレイコックが出ていることを認識していたけど)

ここで魔王ダンテの宇津木涼きたーーー!!
4巻が出る前、久々にwiki見てみようかな、と思って見に行ったら思いっ切りネタバレが書いてあったんですよね、これ。それも一因となって雑誌読みに転向。こういうビジュアルになってたのかー。

神の力

空宜リョウは悪魔の敵???言葉だけで相手に死を与えることすらできる言霊のような力??(※この時点ではアニメ未視聴)

Gのゼノン

ついにゼノン出たあああああああああああ!!!!
って、空宜リョウがゼノンでゼノンが悪魔の敵ーーー!????


これには驚いた。デビルマンレディーでは宇津木涼=魔王ダンテ≒ゼノンだったんですね。
アニメでデーモン族の裏切り者だったデビルマンに対して、Gではゼノンが裏切り者か。魔王ダンテで同名の魔獣ゼノンの神に寝返った悪魔の裏切り者設定も引っかけていて。
うーーん、設定的な接点をつなげて全く新しい位置を与えちゃうってのがすごい、どうやったらこういう発想が出てくるんだろう。

しかしホント、高遠るい版のゼノンもカッコイイ、やばい。絵的にもカッコイイのもそうだし設定からして大物感たっぷりなのがやばい。

第15話「Romantic summer」
アキラの悩み

一方でアキラはツバサの人格がもはや存在しないことを知ってしまい、デーモンの方から接触をはかられ、更にはミキがその胡散臭い裏切者ゼノン(真意不明)が頭を務めるデビルマン軍団に入ったことで、もやもやするものを抱え込んでしまったなあ。距離が近づけば近づくほど強まる罪悪感。
シレーヌが乙女。ヒムラー、一本道で「おまえに買ったらオレはミキに告白る!」とか言っちゃってるけどミキはもう既にお手つきだぞ。何気に「今やデビルマン同士 オレとミキの間に障害はないのだ!」という台詞、デーモンであるアモンの胸に突き刺さってるんじゃなかろか。
太古の地球のデーモン出た、けどさすがに女ども強し。ミーコの変身シーンはちょっとグロい。
そういえば原作でもゼノンは、全世界に自分の姿を現し宣戦布告するなどのテレパシー能力の高さを見せてたっけ。
サバトの生首のアイツとススムくんを重ねるとは!んでもって元ネタとは逆の情勢に!!

第16話「Shadowy Dream」

元ネタだと、人間がいない時代の緑に覆われていた世界の王者であり、自分達がせっかく外宇宙の存在である「神」を追い出したのに居眠りから覚めてみればあの緑も人間がめちゃくちゃにしていたー、という怒りも含まれてるんですよね。
弱肉強食、まさに「自然」、自然の怒りそのもの。自然vs人間という構図で、その激突は避けられないもの。
でもこういう環境的なテーマはなんとなく20世紀的で、21世紀っぽくない気もしていて、実際Gではそこまでして人間と雌雄を決する動機もなくてある意味共存の関係が成り立っていて、どうなるか…
守城ケイ、真冬にノースリ。しかもヨーヨー。デビルマンバリィ、支部で見たデビルマン戦団のイラストとは雰囲気が違うなぁと思ってたらDマンのデビルマンだったんすねー。ガイアーの人見覚えがある気がするのに思い出せなくて、武士漫画からかなとか思ってたらH氏から剣道五段の人だと。あの人か!
元老院からのお歳暮が悪質。ゼノンの「神の力」は抽象的な命令はできなかったり、ダンテも負傷してたり。ここちょっと残念かな。けどやっぱGのゼノンカッコイイよ。
下手人は誰なのか、って下り、ヴィルフェの姿かっけええええ!のにヨーヨーチャンピオンさんの動機があまりにもひどいひどすぎるw けどそういう話やめい。

第17話「IDENTITY CRISIS(前編)」

えー、この回での反響や噂でRED追う派にすっころびました。しかしコミックスではまさかの前編後編分割。そのへんのことは5巻発売日に。

ウェルバス出たーーー!んでもって1コマモブの黒髪のかわいい子も出たーーー!
悪魔事典買う前に、主要デーモン以外で名前を知っていたのはウェルバスとテキスクだけだったっけ。ウェルバスはフィギュアが出ててその名前がね。
そして毎巻なにかしら入る、きわどいエロ描写。やっぱり大胆すぎる。けっこう仮面とか色々描いてる永井豪の名前が入ってるとはいえ、女児向けアニメの主人公コンビでこれやっちゃうとか。
そういえば掲載誌が「赤い核実験場」だったっけ。
屋上でのミキちゃんとのやり取りが好きです。この巻のアキラ、顔の青ざめの線が入りっぱなしだなぁ…珍しくつい「ミキちゃん」と呼んでるのが切ない。
うーん、このシーン好き。

元老院の宣戦布告

…と思いきや、宣戦布告きたあああああ!!???ゼノンの宣戦布告カッコ良かったし、Gでもクルール・シレーヌ・ヴィルフェとカッコイイ奴らでやってくれて見劣りしない、んですけど、宣戦布告やっちゃうのおお??
ちょちょちょっと、「シンシア全9巻でミカるんX全8巻だから7巻まではいくかなー、とりあえずもう少し続くかな」と思ってたんですよ、噂通り巻きに入って全5巻で終わってしまいそうな流れですやん。

4巻ラスト


この時点で既に汗が流れまくってたんですけど、5巻収録予定の話はもっとえらいことになりました。なんというのかな、色んな感情が混在していて。
でも「終わっちゃうのおおおおお!?」→「早く終わっちゃうのさみしいけど、この神な流れで終わっていくのなら文句なし!」って気持ちに変わったことだけは書いておく。

5巻は原典の流れを踏襲して、「最終戦争編」。しかしこの巻、衝撃度はサタン登場やミキのデビルマン化、悪魔の裏切者ゼノンを越える程、そして特に19話の盛り上がり度は1~4巻までで過去最高値というか、いや、もっと言っちゃえば人生で読んだ漫画全体の中でもトップクラス。デビルマンGの物語としてシメてくれて神最終巻です。

デビルマンG 5 (チャンピオンREDコミックス)デビルマンG 5 (チャンピオンREDコミックス)
(2014/02/20)
永井 豪

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