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【荒川弘】創2006年 06月号・荒川弘&久米田康治対談 

創 (つくる) 2006年 06月号 [雑誌]創 (つくる) 2006年 06月号 [雑誌]
(2006/05/06)
不明

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前回「創」なる雑誌について少し触れましたが、こちらが久米田康治×荒川弘対談の載っていた「創」。
軽く銀の匙の2巻収録予定分のネタバレを含む記事となっているので注意。

積極的に喋る荒川弘と、いちいち語尾が消え入るように「…」になり終始ネガティブな調子の久米田康治のギャップが面白かった。
ただし荒川弘本人は、行け!!南国アイスホッケー部時代からの久米田康治のファンだったという。
久米田に鋼の錬金術師でネタにされた時は「やった!」と思ったとか。
(そういうネタとかは触れなくてもいいような。ギャグは本人の前でツッコんだり触れちゃらめぇ!な気がする。)
久米田はマスタングがお気に入りだが荒川本人はこの野郎、と思いながら描いていると。確かにマスタングやエンヴィーは荒川弘の性格がエドタイプであることを考えると作者にとってはあまり共感するタイプのキャラではなさそう)
「さよなら絶望先生」のアニメ化にもネガティブで自虐的だった久米田に対しきっとアニメ化する、と太鼓判を押す荒川。当時まだアニメ化してなかったが翌年2007年にアニメ化、大ヒットすることになるので、今思うとちょい感慨深いかも。

ちなみに色紙交換は
・荒川弘→糸色望とペリー
・久米田康二→着物姿のエド、マスタング、ウィンリィ?デン
(デンにキンタマがついてた。デンがメスであることは知らなかった模様…wイラスト集1の巻末あとがきでしかわからない情報なので仕方ないw)


ちなみに久米田康治の漫画・「さよなら絶望先生」がサンデーに、前連載「かってに改蔵」がマガジンに交換出張掲載になったことがありました。
2011/4/27のサンデー22・23合併号に『特別番外編』、さよなら絶望先生26巻に259話「アウェイなる一族」として収録。
サンデーでかってに改蔵を連載後講談社に移籍した身分として、アウェー感を感じると発言w
恒例のテーマ別時事ネタ・漫画パロディで、銀の匙も登場。
「次週『銀の匙』大蝦夷農高(エゾノー)に工業高校からの転校生!! 特技は「金属加工」にご期待下さい!!」

後日、本当に大蝦夷工業高校が登場したので噴いた記憶があります。(第11話 夏の巻⑪参照)

銀の匙2巻掲載分・9~11話感想
(※リンク先記事、銀の匙2巻ネタバレあり注意)

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【銀匙】Newtype9月号・「銀の匙」荒川弘インタビュー 

Newtype (ニュータイプ) 2011年 09月号 [雑誌]Newtype (ニュータイプ) 2011年 09月号 [雑誌]
(2011/08/10)
不明

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本日は週刊少年サンデー46号発売日です。つまり「銀の匙」が1か月ぶりに連載再開され、第17話「夏の巻⑦」が掲載されます。後ほど感想を書きますので、まずはアニメ雑誌感想メモから荒川弘インタビューをサルベージ。

◆Newtype2011年9月号p.165
「寮のルールとか取材を参考にした部分もありますが、それほど実体験が入っているわけではないんです。とはいえ、次の夏の巻では、八軒が思わず…という、自分のエピソードを盛り込んだ話も登場するかもしれないのでお楽しみに!」
(→鹿の解体や牛の出産のどちらか?「思わず…」という発言と、実体験の近さから考えると牛の出産の可能性が濃厚か)
・個人農業やメガファームへ取材、おいしい上に楽しすぎてすでに2、3回出向いている
(→このインタビューの時点では作中でメガファームが取り上げられる前でした)
・中島先生はお気に入り
・常盤はかわいくて描きやすい
・週刊連載は曜日の感覚が分かって健康的に、アシも日々健康的に
(→「創」の久米田との対談では週刊連載をF1のような印象を持つと語り、壊れっぱなしでバーストしながら走るようなものと語る久米田「恐ろしい(笑)」とコメントしていたけど時間管理ができている模様)

【鋼錬】COMiCS・DRAWiNG NO.5 (2009)・荒川弘インタビュー 

前記事でも「リンは本連載前からできていたキャラクターだった」ことについてちょっと触れた雑誌、COMIC DRAWING 2009 No.5「男子キャラを描く」。せっかくなのでこちらも当時読んだ時のメモをサルベージしてちょい手を加えて記事化しようかと。某所で見かけた方もいるかもしれません。


COMiCS・DRAWiNG NO.5 (2009)―漫画を描きたい、知りたい人のためのメイキングマガジン (SEIBUNDO Mook)COMiCS・DRAWiNG NO.5 (2009)―漫画を描きたい、知りたい人のためのメイキングマガジン (SEIBUNDO Mook)
(2009/04)
不明

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・連載前の読み切りネームの段階では「エドとアルが旅先で領主にいじめられていた村人ロゼを助ける話」「湖を錬成する話」だった
(→後にガンガン掲載&クロニクル収録に)
・連載用に再構成する(所要時間:2ヶ月)時点で出来上がっていたキャラクターは以下の通り
【エド、アル、ウィンリィ、ホーエンハイム、イズミ、アームストロング姉弟、 マスタング、ホークアイ、リン、ホムンクルス7人】
(→当初よりアルがエドの右腕を戻す錬成を行うために用意したキャラであったというメイは?)
・「(オッサン作画について)重力に負けて肉が下がってくるる、首が太くなる」
・合成獣のオッサン図の落書き実演
(→男子キャラを描く」がテーマだからかw)
・投稿時代からネームの前にアニメの画コンテ用紙に思い付くまま描く、というスタイル
・19巻4コマにド●ゴンボールパロディものを描いたがボツにされた
(→これ面白かった。人造人間7人を集めると願いが叶うときいてエドが身長を伸ばしてもらおうとするも、4コマ目ではアルがギャルのパンティをかぶってるオチ)
・毎月前半にはカラーイラストと獣神を、後半には鋼原稿を執筆
(→だから絵が荒れていたのか…)


原作と関連書籍を買うので精一杯で、当時は読んだだけで買わなかったのですが、今なら廉価になってるし買い集めて改めて読んでみたいなぁと思うこの頃です。

【鋼錬】季刊エス1号/2003年冬号・荒川弘インタビュー 

「鋼の錬金術師と青の祓魔師メイン」と銘打っている割には鋼の更新少なっ
というわけで、鋼記事を充実させるキャンペーン。

先日姉から季刊エス2003年冬号を借り久々に読み返してきました。

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季刊エスは飛鳥新社から発行されている、漫画・イラスト等の総合誌です。1000円以上と高めなので、知っている漫画家のインタビューが載れば読むしたまに姉が古本屋で買う、くらいのゆるいなじみな雑誌ですが、個人的には「どうやって描いているか」などの絵的な方面に重点を置いているような印象を受けます。
表紙は毎号水屋美沙&水屋洋花氏担当だそうですがどー見ても小畑健…
絵柄の変化も小畑健と一緒だし。
他の号では高橋葉介や、田辺イエロウ、タイバニなどのインタビューを読んだことがあります。

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今回取り上げる号は2003年冬号。2002/12/15発売号 (1号) 、少年ガンガン2003年1月号に18話「誠意の価値」が掲載された時期のもの。当然アニメ化の話も、公開されておらず内部しか知らない頃のものです。
この号では荒川弘インタビューが載っています。
まずは荒川弘インタビュー。インタビュー部分が4ページ、15話の制作風景とラフ画が2ページ。

季刊エス鋼1

季刊エス鋼2

季刊エス鋼3


特に印象に残ったところ。

・インタビュアーと荒川弘は前々からの知り合い
・高校卒業後弟の進路が決まるまでは実家を手伝うという約束、7年実家にいて、弟の進路決定後スクエニ21世紀漫画賞に投稿・大賞獲得

(→この件ではかなり話し合いが続いたらしい。身内と家の事情が確定してからやりたい事のスタートを切ったのはアシスタント・杜康潤も一緒っぽいかも「坊主DAYS2 お寺とみんなの毎日」)

・キャラから入って作った時のコンペは落ちた、急にプロトタイプ鋼を60何枚かをネームに描いてFAXにして送信、コンペ通過、連載化

「―その時に描きたくなったネタっていうのはどんなことなの?」
「最初に出てますけど、等価交換を伴わない教訓には意義がないよって。まあ、最終回まで描けば裏のテーマがもう一つあるんですけど(笑)
基本的に等価交換が描きたいテーマですね」


(→この裏のテーマというのは、実際本編でエルリック兄弟がやってみせたように、等価交換を越えることなのだろうか。
それとも、作中で等価交換と同じように重要となっているテーマであり、人と人のつながりなどにも適用できるテーマ「一は全、全は一」か?) 

・あくまでもテーマありきのキャラと世界観構築、ストーリーに合わせてそういう役者を連れてくるだけ
・リン達新キャラの登場は物語上の理由というより、最近になってやっと風呂敷を広げていいかなと思ってのもの、打ち切りになっても大丈夫なように

(→COMiCS・DRAWiNG NO.5 (2009)では大部分のキャラは連載前か初期の時点で登場が決まっていると語られていて、リンもその中にいた。物語上新しい風を吹き込むために新しく作ったというより、連載前の時点で出したいと思っていたキャラだったのだろう。
ところで「テーマ」「ストーリー」ありきでいくと、既に展開も決まっていたことになるが、オリヴィエあたりはキャラ先行のようにも思えるが?)

・ロールプレイング感覚、事件を解決したらヒントを得て次に進む、騒動起こして一つ核心に迫ると、何かを学んだり、なくしたり、得たり、周りの大人がちょっかいをかける形で成長はする
(→少年の成長譚・謎とき物語としての構想は当時からあったようだ)

◆不条理な話も好き、殺さずは私には出来ない
「王道大好き、水戸黄門大好き(笑)でも不条理な話も大好きなんですよ。
「―そうなの?」
「というか、思い通りにならないことも世の中にはあるだろうと。」
「―そこら辺は話の中でも描いてる感じあるもんね。」
「シビアといわれちゃうけど。人死んだらちょっとヤだなあと思うけど、必要だから描きます。」
「―そういうのは描かないって人もいるじゃないですか。でも荒川さんにとってはそうじゃない。」
「自分の漫画はこうしなきゃいけないんじゃないか、と。たぶんね。(ニーナ事件を指して)私はこれでしか描けないやって感じがあるので、今はこれが精一杯。
だからうちの漫画は結構人が死にますけど、『るろうに剣心』や『トライガン』は徹底して殺さずでやってるじゃないですか。すごいなと思いますよ。私には出来ない」


(→その後エドが「誰も死なせない」と喋ってしまい頭を抱える事になる。
そして当初死ぬ予定だったハボックも、死なずに下半身不随になっている。
合成獣のオッサンズも、最後まで生き残ったのはアニメでジェルソに妻と娘がいるという設定が追加されたことによる影響が大きい様子。
本人も連載中でスタンスに若干結構変化あり? 
それでももはや味方サイドでは誰も死なないだろう、と思っていた頃のフーとバッカニアの死は衝撃的だったわけですが。そしてデビュー策のSTRAY DOGや現在連載中の銀の匙を見る限り、命の尊さに関して死に重点を置いて語ろうとする姿勢は一貫しているかも)

◆つまらない漫画というのはない
「つまらない漫画というのはないと思うんですよ。ただ好みでいってるだけで。最終的には人の好みの問題になると思うんだけど、ああ、おもろかったでいいんじゃないですか。別に漫画に対して根ほり葉ほり自分はこうだけど作者はこうだと思ってるんだ、とがっつつかなくてもね。漫画ってそんなもんだと思うけど。」
「―面白かった、だけでいいと」
「それで私は十分だし、それを聞きたいがために描いてるというのがある、大衆文化の極致みたいな、ああ、おもしれえや、だけですね。それでいいと思う。」
「作品っていうのは自分の言いたいことを何かしら紙の上に描くことだから、それが思想だったり、俺のギャグを見てくれ!だったり、こう思うんですけどどうでしょう?だったり、俺の絵を見てくれ!だったりで違うんだろうし。
そんなに難しく考えることないんじゃないですかね。」


・毎月イヤな思いしながらネーム切ってるけど読むのは一瞬、作品が全てだからそんな漫画家の裏側なんて読者は知らなくていい、面白いか面白くないかの話
 (→裏側的な話も好きだけど同意。この漫画観は興味深いです)

「まあ、読んでごちそうさまって言って貰えればそれでいいんじゃないですか。」

◆制作レポートより
・ヒューズは眼鏡の枠→鼻→耳→目→口
・ラストの爪は雲形定規と円周定規で
・描き文字は「100円ショップで大量に購入してます(笑)」というピグマはがきペンで
・プロトタイプのネームは没になっていたら同人誌にしてもいいかなと考えていた

・連載前のラフスケッチはエルリック兄弟&ウィンリィとホーガンじいさん&三流錬金術師と合成獣の3枚

メガネウィンリィ

メガネっ子ウィンリィも知的なおねいさんって感じでいい。
金田一先生に「露出が少ない」と言われたそうで笑 露出が多目に感じられるのですが。
黒髪や茶髪になっていた可能性もあったのだろうか?
当時はピナコばっちゃんでなくホーガンじいちゃんの設定だったようだ。
しかしこのピナコメガネ、ウィンリィのピナコ化を暗示しているように思えて仕方がなかったり・・・
荒川弘自身も鋼の錬金術師増刊2で「(ピナコが縮み過ぎという話題について)今はかわいいけどウィンリィもいずれ…(ニヤリ)」と言ってるし。

・プロトタイプネームは2枚掲載

プロトタイプ比較

そういえばプロトタイプ、改めて見ると当時のネームと2011年7月号掲載版で結構絵の構図が変わってるな。
当時のネームのまま今の絵で、というのもアリな気がするけれど。

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それにしてもこの号は他のラインナップも凄いなあ。(※雉人の知っている漫画家のみ挙げてます)

・漆原友紀
・志村貴子
・荒川弘
・林田球
・大友克洋
・浅田弘幸
・平凡
・大島弓子
・熊倉裕一
・田島昭宇
・与偶

特に林田球は、エポキシ樹脂でヨダレや舌のヌメリを再現など、そういうカラー制作過程の話が印象に残ってました。

他にも読んだ時は気づかなかったのですが、現在青の祓魔師がヒットしている加藤和恵(当時は加藤しげる名義)のフルカラー短編漫画「赤い大地に生まれた戦士のはなし」も載ってます。

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先日買った短編集にも収録されてるけれどやはりA4サイズで見ると迫力が違う。

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以上、季刊エス2003年冬号の荒川弘の制作レポート記事でした。

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